Avyマウス

AVYまうす

Avyマウスはagouti遺伝子の毛周期に伴う転写開始点上流に,強いプロモーター活性のあるLTR(long terminal repeat)をもつレトロトランスポゾンが挿入された変異アリルAvyをもつ.LTRがDNA脱メチル化されプロモーター活性が抑制されないと常時Avyアリルが転写されるが,DNAメチル化により抑制されると毛周期に依存した通常の転写が起こる.Avy/aマウスではLTRのDNAメチル化の程度により黄色(低メチル化)から野鼠色(高メチル化)の毛色が連続的に現れる.(実験医学2018年10月号より)

脂肪の量と質を制御する

脂肪毒性の新たなメカニズムを理解してメタボ克服に挑む

菅波孝祥/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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