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GM-CSF(granulocyte macrophage colony stimulating factor)ともよばれる造血に関与するケモカインである.もともと骨髄内で造血幹細胞から単球,顆粒球系への分化系譜のすべてのステップを促進する因子として認識されている.近年,心不全患者の血中に心不全の程度に相関して増加していることが知られてきており,ケモカインとしての局所作用に加え,ホルモンとしての作用もあることが示唆されている.(実験医学増刊405より)

シン・マクロファージ あらゆる疾患を制御する機能的多様性

佐藤 荘/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです