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CalcR

カルシトニン受容体(CalcR)はGタンパク質共役受容体であり,血中のCaレベル調節に働くホルモン受容体である.薬理学的にはCalcRはリガンドが結合することで骨組織の破骨細胞機能を抑制するが,生理的にはS1P(sphingosine-1-phosphate)放出を抑制することで骨形成に抑制的に働くと近年報告されている.骨格筋においては,われわれが静止期MuSC特異的に発現していることを発見した.(実験医学増刊367より)

超高齢社会に挑む骨格筋のメディカルサイエンス

筋疾患から代謝・全身性制御へと広がる筋研究を、健康寿命の延伸につなげる

武田伸一/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです