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DNAクロスリンク

DNAくろすりんく

DNA損傷の一形態で,DNA塩基の間に架橋が生じること.同じDNA鎖内に生じるイントラストランドクロスリンクと,二本鎖DNAの相補鎖間に生じるインターストランドクロスリンクがある.これらDNA損傷は一般にDNA合成を強く阻害し,細胞死を誘導する.抗がん剤のシスプラチンもDNAクロスリンクをつくることで有名である.(実験医学増刊3810より)

食と健康を結ぶメディカルサイエンス

生体防御系を亢進し、健康の維持に働く分子機構

内田浩二/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです