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EDG受容体ファミリー

EDGじゅようたいふぁみりー

ホルボールエステルにより分化誘導した内皮細胞からクローニングされたS1P1受容体は発見当初,EDG-1(endothelial differentiation gene-1)と名づけられた.これにちなんでその後次々とクローニングされたS1P受容体が,EDG-3(=S1P3),EDG-5(=S1P2),EDG-6(=S1P4),EDG-8(=S1P5)と呼称された.これらの5種のS1P受容体の他に,S1P類縁リゾリン脂質メディエーターであるリゾホスファチジン酸の受容体3種もS1P受容体との間でアミノ酸相同性が高く,EDG-2(=LPA1),EDG-4(=LPA2),EDG-7(=LPA3)と名づけられた.(実験医学2009年8月号より)

脂質メディエーターの機能

横溝岳彦,村上 誠/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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