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アルキル化剤の一種で,高効率に塩基置換を誘発し,遺伝子の点突然変異を引き起こす強力な化学変異原である.分解過程に生じるエチルカチオンがDNAグアニン6位の酸素をエチル化し,これがG:C塩基対のミスマッチ修復を引き起こし,遺伝子内の点突然変異を引き起こすと考えられている.特定座位法を用いた変異率は,自然突然変異率より100〜1,000倍高い.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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