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【スマホで読める実験医学】睡眠制御遺伝子を求めて
550円
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睡眠制御遺伝子を求めて
In search of sleep regulatory genes
Hiromasa Funato：International Institute for Integrative Sleep Medicine（IIIS），University of Tsukuba/Graduate School of Medicine, Toho University（筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/東邦大学大学院医学研究科）
110.18958/7031-00001-0000173-00
睡眠を知り，睡眠をコントロールするためにさまざまなアプローチがとられているが，その一つが遺伝学である．遺伝子欠損マウスの睡眠を解析する逆遺伝学的アプローチが主流であるが，ヒトを対象としたゲノムワイド関連解析やマウスを用いた順遺伝学的研究も実施されSIK3など新たな睡眠関連遺伝子が同定されてきた．また，ショートスリーパー家系に短時間睡眠をもたらす遺伝子変異が見つかっている．これら睡眠関連遺伝子を通じて，睡眠負債をはじめとした睡眠障害の治療にも寄与する睡眠覚醒制御機構の解明が期待される．
順遺伝学，逆遺伝学，顕性スクリーニング，SIK3
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