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【スマホで読める実験医学】神経発達症における現在の睡眠医療
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神経発達症における現在の睡眠医療
Current sleep medicine in neurodevelopmental disorders
Takao Kato/Hayato Oshima/ Motohiro Ozone/Naohisa Uchimura：Department of Neuropsychiatry, Kurume University School of Medicine（久留米大学病院神経精神医学講座）
10.18958/7031-00001-0000179-00
睡眠障害を伴う神経発達症の受診者数が増えている．特に睡眠障害のうち，概日リズム睡眠・覚醒障害は，起床困難や日中の眠気などが直接的に社会生活を妨げ問題となることが多いが，依然として確立された治療法はない．近年，アリピプラゾールの低用量投与が，総睡眠時間の短縮と朝の良好な覚醒に寄与することが報告され，神経発達症の概日リズム睡眠・覚醒障害治療への応用が期待されている．本稿では，最新の知見にわれわれが報告した有効例を合わせて解説する．
神経発達症，起床困難，アリピプラゾール，ADHD，ASD
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