IgLκ/λ鎖発現
IGLKLさはつげん
B細胞が発現する免疫グロブリン遺伝子は,重(H)鎖と軽(L)鎖からなるが,L鎖にはκ鎖とλ鎖の2種類があり,正常では,約2:の割合で発現する.κ鎖とλ鎖の発現はフローサイトメトリーにて容易に解析可能であり,それを用いてクローナリティーの解析を行う.例えば,その比率が:10などのように大きく偏りがある場合,λ鎖を発現するB細胞の異常増殖が疑われる.(実験医学増刊2920より)
がん幹細胞—ステムネス,ニッチ,標的治療への理解
genetic/epigenetic変異,微小環境,エネルギー代謝の特異性から見えてくる,治療抵抗性がん克服の戦略
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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