実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

SRM(selected reaction monitoring)法ともよばれる.3連4重極型質量分析計を用いた定量分析法である.特定質量をもつイオン(ここではペプチド)を通過させる質量フィルター(Q1)とガス衝突誘起開裂(CID:collision induced dissociation)によって生じる断片を通過させる質量フィルター(Q3)の組合わせ(MRM-transition)を設定し,この2つの質量フィルターを通過できるイオンを検出することで,複雑な試料中に含まれる特定成分を特異的に定量する方法.(実験医学増刊3017より)

活性酸素・ガス状分子による恒常性制御と疾患

酸化ストレス応答と低酸素センシングの最新知見からがん,免疫,代謝・呼吸・循環異常,神経変性との関わりまで

山本雅之/監,赤池孝章,一條秀憲,森 泰生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです