Slc12a8
2019年に同定されたNMNの特異的なトランスポーター.論文の発表後にその機能に関して一時疑義が呈されたが,その後,NMNの正確な定量方法の確立などの技術的進歩,およびさらなる機能解析から,Slc12a8がNMNトランスポーターであることが確証された.すべての膜貫通ドメインをもつ全長型のみがNMNトランスポーターの機能をもち,小腸,脳内のいくつかの特定の部位に発現している.(実験医学増刊435より)

骨格筋の老化によるサルコペニア その理解と戦略
筋生物学を超えた総合知で、運動・栄養・創薬による介入をめざす!
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