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c-Maf

Glimcherらにより,Th2細胞特異的に発現される転写因子として同定された.IL-4遺伝子のプロモーター領域に結合し転写活性を誘導する.c-Maf遺伝子欠損T細胞を用いた解析より,c-MafはIL-4以外のTh2サイトカイン産生には影響を与えないことが示されたが,最近Th2細胞以外のT細胞やマクロファージからのIL-10産生への関与が明らかになってきている.(実験医学増刊2812より)

サイトカインによる免疫制御と疾患

新たな産生細胞,新規サイトカイン,抗炎症因子と治療・創薬応用

吉村昭彦,上阪 等,村上正晃,善本隆之/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです