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cGAS-STING経路

CGASSTINGけいろ

環状GMP-AMPシンターゼ(cyclic GMP-AMP synthase:cGAS)は,細胞質内のDNAセンサーとして外来微生物由来の異種DNAや自己の変性DNAなどを認識し,cGAMP(cyclic GMP-AMP)とよばれる環状ジヌクレオチドの合成を触媒する.合成されたcGAMPはSTING(stimulator of interferon genes)を活性化し,セリン/スレオニンキナーゼTBK1(TANK-binding kinase 1)および転写因子IRF3(interferon regulatory factor 3)を介してⅠ型インターフェロンIFNβの産生を促進する.(実験医学増刊3712より)

ミトコンドリアと疾患・老化

細胞内代謝プラントとしての役割を知り、ミトコンドリアを標的とした創薬に挑む

柳 茂/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです