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drug-likeness

既存の医薬品の構造と市販試薬との構造を比較すると多くの点で相違点がみられる.このような解析結果をもとに,医薬品として好まれる物理化学的性質(脂溶性,溶解性,水素結合能など)や官能基の種類を定義し,それらの性質や構造的特徴を有する分子を「薬らしい」分子とよぶ.そのような定義の中でも,Pfizer社のLipinski, C. A.らが提唱した「rule of 5」は基準の明確さから,コンビナトリアルライブラリーの「薬らしさ」を評価する際によく利用されている.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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