腸内細菌叢が乱れた状態.宿主に有用な物質を産生する菌が減少し,病原性細菌が増加する.不適切な食習慣,加齢,ストレス,服薬などにより生じる.(実験医学増刊435より)

骨格筋の老化によるサルコペニア その理解と戦略

筋生物学を超えた総合知で、運動・栄養・創薬による介入をめざす!

武田伸一/編

通常の細菌叢を構成する細菌の種類や細菌数が変化し,細菌叢のバランスが崩れた状態を示す.(実験医学増刊4220より)

細胞老化―真の機能を深く理解する

疾患予防・治療に向けてセノリティクスの本質的な課題に挑む

原 英二,近藤祥司,高橋暁子/編

腸内微生物叢が外因的要因(例:抗生物質,感染,食事の偏り)や内因的要因(例:遺伝子多型,ストレス)により,攪乱された状態.炎症性腸疾患や感染症,肥満,糖尿病など,さまざまな疾患においてdysbiosisが観察されており,腸内微生物と疾患との関連が指摘されている.(実験医学増刊4217より)

マイクロバイオームと医療応用 全身の微生物叢が生理機能と病態をいかに制御するか?

長谷耕二/編

病的変化を伴う微生物集団構造の変化を意味する.通常,腸内細菌等の共生微生物は,宿主の消化,免疫システムの発達,代謝機能を補助する有益な存在である.しかし,ディスバイオーシスによって有害な菌とのバランスが崩れ,腸管透過性の亢進,免疫活性化,組織傷害が起こる.(実験医学増刊4115より)

マルチオミクス データ駆動時代の疾患研究

がん、老化、生活習慣病 最新のオミクス統合で挑む標的探索と病態解明

大澤 毅/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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