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dysbiosis

細菌のコミュニティ内の細菌間の不均衡な相互作用,または(かつ)細菌叢内および細菌群間と宿主の免疫機能の不均衡が起こった状態で,炎症性大腸炎や歯周炎などの宿主に有害な結果をもたらす.細菌叢の不均衡は,その細菌叢において個々の細菌群間での相互作用の変化もしくは駆逐作用が発生することで生じる.(実験医学2021年10月号より)

関節リウマチにおける口腔–腸内細菌連関実験医学2021年10月号

偏った食生活・病原体感染・抗生物質の投与などにより,腸内細菌叢の構成の変化や,細菌数の減少が起き,異常な腸内細菌叢を形成すること.Dysbiosisは炎症性疾患や肥満などの病気と密接なかかわりをもつことが明らかとなっている.(実験医学増刊395より)

個人差の理解へ向かう肥満症研究

GWAS、エピゲノム、腸内細菌、栄養学的知見から多様な病態を解明し、Precision Medicineをめざす

梶村真吾,小川佳宏,矢作直也/編

腸内細菌叢の恒常性が破綻し,バランスが乱れた状態のこと.その特徴として,①宿主にとって有益な細菌の減少,②病原性細菌の増加,③多様性の減少,の3つがあげられる.(実験医学2020年5月号より)

磁気共鳴による酸素と代謝環境の可視化実験医学2020年5月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです