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saporin

サポリンはタンパク質性の毒素で,細胞内に取り込まれるとリボゾームを阻害して細胞を死に至らしめる.この性質を利用してリガンドや抗体にサポリンを結合させ,目的の細胞に取り込ませ,その細胞のみを脱落させる方法が広く用いられている.痛みの研究ではSP-saporinやIB4-saporinなども用いられてきた.(実験医学2020年2月号より)

脊髄後角局所神経回路の侵害受容信号プロセシング機構実験医学2020年2月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです