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アミリン

あみりん

アミリンは37アミノ酸からなるペプチドホルモンで,主に膵β細胞で産生され,摂食抑制作用,胃排泄遅延作用,グルカゴン分泌抑制作用を有している.1型糖尿病,インスリン依存型2型糖尿病では,膵β細胞減少を反映してインスリン同様,アミリンの血中濃度も低下しており,インスリンとアミリンの併用投与により良好な糖代謝が得られることから,2005年3月より糖尿病治療薬としてFDAに認可されている.(実験医学増刊277より)

エネルギー代謝の最前線

ミトコンドリア・脂肪細胞の機能理解から,臓器間神経ネットワークによる代謝調節まで

岡 芳知,片桐秀樹/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです