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アラーミン分子

あらーみんぶんし

アラーミン(Alarmin)は“alarm”(警報)からつくられた造語で,細胞障害や壊死(ネクローシス)による細胞死が生じた際に細胞外へ放出される炎症誘導物質の総称である.気道上皮細胞へのウイルス感染やプロテアーゼ活性を有する抗原の曝露により,上皮細胞から放出されるIL-33はILC2の活性化や2型サイトカイン産生を誘導する代表的なアラーミンである.(実験医学増刊4212より)

ヒト疾患と免疫細胞サブセット

解像度をあげて見えてきた病態を規定する疾患のキープレーヤーと治療戦略

上野英樹,吉富啓之,熊ノ郷 淳/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです