アンジオテンシンⅡ受容体1
あんじおてんしんIIじゅようたい1
アンジオテンシンⅡ受容体1は,血管内皮,平滑筋,心筋,脳,腎臓,副腎などの多くの細胞に発現している.血管収縮作用や細胞増殖作用をもつ.同じアンジオテンシンⅡをリガンドとするアンジオテンシンⅡ受容体2は胎仔組織,脳では基底核,副腎髄質,腎臓,心臓などに発現し血管弛緩作用,細胞増殖抑制作用をもちアンジオテンシンⅡ受容体1と逆の作用をもつ.(実験医学2020年4月号より)
高血圧発症と中枢エピジェネティクス実験医学2020年4月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです