アンフィレグリン

あんふぃれぐりん

上皮成長因子受容体(EGFR)を受容体とするリガンドの1つ.最もポピュラーなEGFRのリガンドは上皮成長因子(EGF)であり,これは受容体との結合親和性が高いリガンドである.しかし,EGFと受容体が結合すると,親和性が高いがゆえにEGFRは細胞内に埋没することでシグナル伝達はすぐに終了する.一方でアンフィレグリンは低親和性リガンドあるが,前述の埋没が生じにくいため,シグナル伝達が比較的長期間生じる.(実験医学増刊405より)

シン・マクロファージ あらゆる疾患を制御する機能的多様性

佐藤 荘/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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