エキスパートパネル
えきすぱーとぱねる
MTB(molecular tumor board)ともよばれており,主にがん遺伝子パネル検査で得られた結果が臨床上どのような意味をもつのかを医学的に解釈するための会議である.がん遺伝子パネル検査の結果として得られる情報は,今までの医療で実施されていた検査よりもより複雑なものになっており,エキスパートパネルでは,そのような複雑な情報をゲノム医療の専門家や薬物療法の専門家が担当医を交えて議論する.(実験医学増刊417より)
ポストGWAS時代の遺伝統計学
オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する
CGPでは,多くのゲノム情報が得られる可能性がある一方,それらを正しく解釈できなければ,得られた情報を診療に活用することはできない.検出された遺伝子異常が治療につながるのか否かの意義付けが必要であり,エキスパートパネルは多職種の専門家によるゲノム情報の臨床的解釈を行う専門家会議を指す.(実験医学増刊4010より)
臨床実装が進む次世代がんバイオマーカー
新規の検出技術、AIが加速するリキッドバイオプシーとその先の診断モダリティ
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです