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【スマホで読める実験医学】人工知能を用いた臨床ゲノム解析
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人工知能を用いた臨床ゲノム解析
Clinical genome analysis using artificial intelligence
Seiya Imoto：Division of Health Medical Data Science, Health Intelligence Center, Institute of Medical Science, The University of Tokyo（東京大学医科学研究所ヘルスインテリジェンスセンター健康医療データサイエンス分野）
10.18958/6445-00001-0001194-00
さまざまながん種を対象に大規模ゲノム解析が実施され，がん種ごとのドライバー変異とその頻度が明らかになってきた．ゲノム解析技術を診療に活かす臨床ゲノム解析が次のゲノム科学のミッションである．しかしながら，がん患者1人から見つかる体細胞変異は数千から数十万にものぼる．また，生殖系細胞の変異を合わせると数百万となる．それらを診療に活かすためには，さらに膨大な数の科学文献，データベース情報に基づき臨床的に解釈し，医療にとって有用な情報に翻訳する必要がある．そのためには人工知能の活用が必要不可欠である．
がんゲノムの臨床翻訳，ゲノムビッグデータ，文献検索，データベース
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