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クオーラムセンシング

くおーらむせんしんぐ

細菌における細胞間コミュニケーション機構で,オートインデューサーとよばれる因子を介して周囲の細菌密度を感知し,それに応じて特定の遺伝子の発現を制御するもの.この機構による物質生産としては,病原因子,抗菌因子,発光物質などがあげられる.(実験医学増刊3020より)

感染・共生・生体防御システム

ウイルス・細菌と宿主のクロストークからワクチン開発を始めとする予防戦略まで

笹川千尋,柳 雄介,大野博司,石井 健/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです