クリック反応
くりっくはんのう
シートベルトが「カチッと音を立てて(clicking)」繋がるように素早く簡単かつ安定な結合をつくる反応のこと.信頼して2分子を連結できる反応の総称.2001年にSharplessらにより提唱された.とくに,アジドとアルキンとのHuisgen型環化付加によるトリアゾール形成反応が代表的である.高分子材料や医薬品の開発など,広範な分野において機能性分子の創製に利用されている.(実験医学増刊3110より)
第三の生命鎖 糖鎖の機能と疾患
がん,糖尿病,筋ジストロフィー発症との関わりからマーカー・合成法の開発,技術革新まで
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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