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クリプトクロムファミリー

くりぷとくろむふぁみりー

哺乳類から大腸菌まで保存されたスーパーファミリーであり,DNA修復酵素から植物における青色光受容体まで,その機能は多岐にわたるが,配列および立体構造は互いによく似ている.多くのクリプトクロムがFADを補因子(co-factor)として有し,光受容を行う.哺乳類のCRYは例外的にFAD結合活性が低く(結合能はある)光受容活性も見出されていないが,FADやその他の二次的な補因子の結合ポケットは構造上保存されている.(実験医学2019年2月号より)

哺乳類概日時計の周期長決定要因を探る実験医学2019年2月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです