RNAスプライシングは,5つの核内低分子RNA(snRNA)と150以上のタンパク質で構成される複合体により細胞核内で行われる.この複合体をスプライソソームとよぶ.snRNAにいくつかのタンパク質が結合した核内低分子リボ核タンパク質(snRNP)とよばれる複合体が中心的な役割を果たし,このsnRNPには,snRNAの種類によって,U1,U2,U4,U5,U6の5つが存在する.(実験医学2023年7月号より)
造血器腫瘍に頻発するスプライシング因子の遺伝子変異実験医学2023年7月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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