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ナルコレプシー

なるこれぷしー

オレキシンシステムの異常により発症する.日中の過度な眠気や急に眠りに落ちる睡眠発作の症状を呈するため“居眠り病”ともよばれる.レム睡眠中の筋弛緩と同様のメカニズムで,急激な感情の変化により身体の筋緊張が脱力するカタプレキシーを伴う1型とカタプレキシーを伴わない2型が存在する.日本人の有病率は世界的にも高く,有病率は約600人に1人ともいわれている.(実験医学2022年7月号より)

レム睡眠:その制御回路および疾患との関連実験医学2022年7月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです