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ビグアナイド薬

びぐあないどやく

ビグアナイド薬開発の歴史は非常に古く,中世の時代にヨーロッパの牧草であった地下茎型マメ科植物のガレガソウ(学名:Galega Officinalis)に,糖尿病症状の軽減効果が知られていたことに端をなす.1918年ガレガソウの血糖降下成分がグアニジンであることが明らかにされ,グアニジンを2分子結合させたビグアナイド薬が糖尿病薬として開発された.(実験医学2015年4月号より)

グルカゴン革命 糖尿病の真の分子病態を追え!

北村忠弘/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです