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【スマホで読める実験医学】メトフォルミンの血糖降下作用は肝エネルギー低下に起因した糖新生の抑制による
550円
糖尿病薬メトフォルミンの主たる血糖降下作用は過剰な肝糖排出の抑制である.その引き金は肝細胞のエネルギー低下に起因したアデノシン一リン酸(AMP)濃度の上昇である.AMP活性化プロテインキナーゼが肝糖新生の主要抑制因子であると考えられてきたが,最近の研究で否定された.本研究はAMPによって抑制される糖新生律速酵素フルクトース-1,6-ビスホスファターゼが,メトフォルミンの重要な標的分子であることを明らかにした.
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