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【スマホで読める実験医学】身体不活動によるミトコンドリアのピルビン酸代謝能の低下
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身体不活動によるミトコンドリアのピルビン酸代謝能の低下
Sedentary behavior in mice induces metabolic inflexibility by suppressing skeletal muscle pyruvate metabolism
Siripoksup P, et al：J Clin Invest, 134：e167371, 2024
Katsuhiko Funai：Diabetes & Metabolism Research Center, University of Utah（ユタ大学糖尿病・代謝研究センター）
10.18958/7569-00003-0001754-00
身体不活動はメタボリックシンドロームの原因となることが知られている一方，そのメカニズムはほとんど解明されていない．これは現在研究に活用されているマウスの不活動モデルがヒトで起こるような代謝障害を引き起こさないことに由来する．そこでわれわれはSMCという新しいマウスの不活動モデルを開発し，不活動が骨格筋ミトコンドリアのピルビン酸代謝能力を低下させることを示した．
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