実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

ポリエチレングリコール

ぽりえちれんぐりこーる

エチレングリコール鎖が重合したものである.構造式は,HO-(CH2-CH2-O)n-Hで表される.医薬品のPEG修飾の代表例として,PEG化イン ターフェロン製剤が有名である.PEG化することで,薬剤の生体内での持続時間の延長効果による投薬量の低減,抗原性の低下を図ることができる.アプタマーの場合も,核酸分解酵素耐性,腎排泄抑制を目的に,末端に付加する場合が多い.(実験医学増刊275より)

分子標的薬開発への新たなる挑戦

有力な分子標的薬の創薬物語と新薬開発動向から次世代創薬テクノロジーまで

岡野栄之,岩坪 威,佐谷秀行/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです