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ポリコーム群タンパク質

ぽりこーむぐんたんぱくしつ

タンパク質複合体によるヒストン修飾を介したクロマチン修飾を通じて,遺伝子発現を抑制する.発生においては,ホメオボックス遺伝子の制御により体の前後軸や体節の決定にかかわる因子である.さらにポリコーム群タンパク質の変異はがんや幹細胞機能の異常につながることが示されている.(実験医学増刊2920より)

がん幹細胞—ステムネス,ニッチ,標的治療への理解

genetic/epigenetic変異,微小環境,エネルギー代謝の特異性から見えてくる,治療抵抗性がん克服の戦略

須田年生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです