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マイクロ流体デバイス技術

まいくろりゅうたいでばいすぎじゅつ

微小流路内では,粘性力が慣性力よりも支配的となり,液体の流れは層流となる.このような微小空間での流体の性質を利用して,流体の操作を簡便に行なう技術を総称してマイクロ流体デバイス技術とよんでいる.例えば,微小な流れを制御することで,生体分子や細胞,ハイドロゲルなどの材料を適切に配置したり,組み上げる方法が研究されている.(実験医学2015年5月号より)

医療・創薬に向けた立体臓器をつくる

細胞の性質を利用し、工学的に組み上げる

竹内昌治/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです