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レプチン抵抗性

れぷちんていこうせい

一般に脂肪蓄積量とレプチン分泌量の間には,正の相関があることが知られている.肥満症患者の多くは血清レプチン濃度が上昇しているもかかわらず,体重の減少が認められない.つまり,体重のコントロール(摂食抑制やエネルギー消費の亢進)に関してはレプチンの作用不全(レプチン抵抗性)が存在し,肥満症の悪循環サイクルを形成している.(実験医学増刊3013より)

精神・神経疾患

発症基盤・病態生理を担う分子カスケードから臨床応用まで

櫻井 武,澤 明/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです