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インキュベーター型倒立型蛍光顕微鏡(LCV110)を用いたライブイメージングにより,3D組織の分化プロセスを観察しながら,ガラスキャピラリーにより分化組織の特定領域にアプローチして阻害剤などの外因性因子を局所添加するシステム.さらに本研究では,ポリジメチルシロキサン(PDMS)の鋳型を用いて肢芽様組織のサイズに合ったアガロースゲルの溝を培養ディッシュに作製した.これらを組合わせることで,浮遊培養下の肢芽様組織を一定の場所に固定しつつ阻害剤の局所添加を可能にする培養環境を開発した.(実験医学2021年11月号より)

四肢パターン形成の再現をめざした肢芽組織の再構築実験医学2021年11月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです