貪食などにより細胞外から取り込んだ外来性抗原をMHC class Ⅰ上に提示する機構.一般的な抗原提示では,内在性抗原はMHC class Ⅰ上に,外来性抗原はMHC class Ⅱ上に,それぞれ提示される.なお,近年,オートファジーを介して内在性抗原をMHC class Ⅱ上に提示できる機構も判明している.(実験医学増刊4212より)
ヒト疾患と免疫細胞サブセット
解像度をあげて見えてきた病態を規定する疾患のキープレーヤーと治療戦略
抗原提示細胞に取り込まれた抗原(外来性抗原)がMHC Class Ⅰ分子に提示されること.特にDCは交差提示能が優れていることにより,感染免疫や抗腫瘍免疫において,抗原特異的CD8 T細胞誘導に重要な役割を果たすことが知られている.(実験医学増刊3817より)
新規の創薬モダリティ 細胞医薬
細胞を薬として使う、新たな時代の基礎研究と治療法開発
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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