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免疫シナプス

めんえきしなぷす

免疫応答に重要なリンパ球と抗原提示細胞もしくは標的細胞との接触面に形成される分子複合体のこと.成熟したシナプスでは,その中央部に抗原受容体やNK(ナチュラルキラー)細胞受容体が集積し,その周辺部には,インテグリン分子LFA-1に代表される接着分子が集積することが知られている(それぞれの部位は,cSMAC,pSMACとよばれる).T細胞やNK細胞の活性化においてシグナル増強の効果があると言われている.(実験医学増刊3117より)

病態の理解に向かうアレルギー疾患研究

なぜ、アレルギーが起こるのか?発症・進展の新概念と臨床への展開

椛島健治/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです