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分子内シャペロン

ぶんしないしゃぺろん

タンパク質の分子内には,自己および周囲のタンパク質の折りたたみや集合に必須で,その役割を終えると,プロテアーゼによって切除される領域が存在することがある.この成熟タンパク質には存在しないが,必須領域は分子内シャペロンと呼ばれる.例えば,枯草菌のプロテアーゼであるスブチリシンなどがよく知られる.(実験医学増刊262より)

タンパク質の分解機構

ユビキチン,プロテアソーム,オートファジー,プロテオリシスなど分解装置の作動機構と病態生理作用

田中啓二/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです