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効果器

こうかき

神経やホルモンによる制御(支配)を受ける臓器や器官.交感神経支配を受ける褐色脂肪組織は交感神経の終末から放出されるノルアドレナリンを受容することで代謝熱産生が増大する効果器であり,皮膚血管は交感神経の入力を受けることで収縮し,熱放散を抑制する効果器である.心臓は交感神経と副交感神経の拮抗支配を受け,交感神経作用によって心拍数と収縮力が増加する一方,副交感神経作用によって心拍数と収縮力が低下する.(実験医学2022年12月号より)

体温調節とストレス性交感神経反応の脳内メカニズム実験医学2022年12月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです