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急性スライス標本

きゅうせいすらいすひょうほん

動物を麻酔した後,脳をすばやく取り出して,シャーベット状に冷やした人工脳髄液に浸し,左右に高速に振れる剃刀を使って,200 μm程度の厚さで切った標本のこと.脳細胞を生きたまま維持し,生来の脳回路の多くが保存された状態で実験ができる.また,各種薬剤を投与して,その効果を調べる実験にも適している.(実験医学2015年12月号より)

オプトジェネティクス

細胞・組織・個体を光で操作する

田中謙二/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです