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抱合体

ほうごうたい

異物(主に低分子化合物)は生体内代謝により,酸化などのさまざまな官能基導入による構造変換を受け,その多くは不活性化される.これらのうち,水溶性分子の導入(抱合反応)により生成した代謝物を抱合体という.水溶性分子にはグルタチオン,グルクロン酸,硫酸などが含まれる.(実験医学増刊3017より)

活性酸素・ガス状分子による恒常性制御と疾患

酸化ストレス応答と低酸素センシングの最新知見からがん,免疫,代謝・呼吸・循環異常,神経変性との関わりまで

山本雅之/監,赤池孝章,一條秀憲,森 泰生/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです