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異常分散法

いじょうぶんさんほう

特定の波長のX線を照射したときに重原子がX線のエネルギーを吸収して散乱X線に変化が起きる現象(異常分散)を利用して重原子の座標を決定し,そこから分子全体の位相を決定する方法.RNAのX線結晶解析では,UやCに化学的に結合した臭素や,共結晶化またはソーキングによって導入したヘキサアンミンコバルトなどが重原子としてよく用いられる.(実験医学増刊422より)

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All JAPAN体制の先端技術支援を利用した創薬の最前線

善光龍哉,辻川和丈/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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