石綿
せきめん*いしわた
天然の繊維性鉱物で,基本的に珪酸塩である.石であることから熱,酸,アルカリあるいは摩擦に強く,しかも種々の繊維やゴム・コンクリートなどと簡単に混ぜ合わすこともできるため,前世紀に世界中で多量に使用された.開発途上国では代替品が高価なため現在でも使用されている.(実験医学2020年7月号より)
アスベスト・繊維性ナノ物質による発がんメカニズム実験医学2020年7月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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