臨界ミセル濃度
りんかいみせるのうど
溶液中に分散している界面活性剤の分子が集合して,ミセルを形成する時の濃度.CMC(critical micelle concentration)とよばれる.臨界ミセル濃度は界面活性剤ごとに異なり,また温度やイオン強度によっても変化する.膜タンパク質はその疎水領域に界面活性剤の疎水基が結合して,タンパク質単体よりも大きな粒子としての挙動を示すことが多い.(実験医学2014年3月号より)
TRPチャネルで感じるしくみ,動かすしくみ
熱や痛みのセンサー機構解明と創薬の期待
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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