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葉緑体光定位運動

ようりょくたいひかりていいうんどう

葉の葉肉細胞中の葉緑体は,光合成を効率的に行うために,植物を取り巻く光環境にしたがって細胞内でその位置を変える.光傷害を受けるほどの強光下では,葉緑体は細胞の側壁に移動し(逃避運動),光が弱ければ,細胞の表面上に移動(集合運動)して,活発に光合成を行う.これらの現象を光定位運動という.(バイオテクノロジージャーナル55より)

ES細胞を制御する最新テクニック

岡野栄之,丹羽仁史/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです