S. W. Hell博士により提案された超解像顕微鏡法.本法は,励起レーザー光の集光スポットに,誘導放出を誘起するレーザー光(STED光)をドーナツ状にして空間的に重ね合わせる.これにより,蛍光(自然放出光)として発光するスポットのサイズを光の回折限界以下にまで制限することで超解像を実現する.(実験医学2024年12月号より)
生体3Dイメージングを実現する蛍光顕微鏡技術―より広く,深く,細密に実験医学2024年12月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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