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生体3Dイメージングを実現する蛍光顕微鏡技術:より広く,深く,細密に

Novel fluorescence microscopy for revealing 3D biological microstructures: deeper, wider, and sharper
大友康平,高橋泰伽,石井宏和,根本知己,洲﨑悦生
Kohei Otomo1)〜5)/Taiga Takahashi4)〜6)/Hirokazu Ishii4)5)/Tomomi Nemoto4)5)/Etsuo A. Susaki1)〜3):Department of Biochemistry and Systems Biomedicine, Juntendo University Graduate School of Medicine1)/Biochemistry Ⅱ, Juntendo University School of Medicine2)/Nakatani Biomedical Spatialomics Hub, Juntendo University Graduate School of Medicine3)/Division of Biophotonics, National Institute for Physiological Sciences, National Institutes of Natural Sciences4)/Biophotonics Research Group, Exploratory Research Center on Life and Living Systems, National Institutes of Natural Sciences5)/Department of Medical and Robotic Engineering Design, Faculty of Advanced Engineering, Tokyo University of Science6)(順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体システム医科学1)/順天堂大学医学部生化学第二講座2)/順天堂大学大学院医学研究科中谷生体空間オミクス医療解析拠点3)/自然科学研究機構生理学研究所バイオフォトニクス研究部門4)/自然科学研究機構生命創成探究センターバイオフォトニクス研究グループ5)/東京理科大学先進工学部機能デザイン工学科6)
10.18958/7623-00001-0001788-00

蛍光顕微鏡法は,現在の医科学,生物学研究において,重要なツールの1つとなっている.一方で,本法は光を使った可視化解析法であるため,不均質かつ不透明な生体組織の内部へ直接アクセスすることが困難であった.近年,これを解決するために,顕微鏡,標本,解析の各方面からさまざまな新規手法が提案されている.本稿においては,われわれがこれまで開発に取り組んできた顕微鏡技術として,生きた標本を対象とした二光子顕微鏡法,透明化組織標本を対象としたライトシート顕微鏡法について最近の成果を概説する.

二光子顕微鏡,ナノマテリアル,STED顕微鏡法,ライトシート顕微鏡,組織透明化

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