近赤外線
きんせきがいせん
600~900nmの波長の範囲内の近赤外線は,生体内に豊富に含まれる水やヘモグロビンに吸収されにくいため,組織を透過しやすく,体表面からの非侵襲的イメージングに適する.さらなる利点としては,イメージングプローブに対する感度が高いこと,空間分解能が高いこと,使用できるイメージングプローブが豊富なことが挙げられる.一方,近赤外線イメージングは,他の検査に比較し,深部組織描出能は劣る(最大10cm以下).(実験医学増刊2910より)
慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態
生活習慣病,がん,免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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