自己・非自己の識別はどのように決定され,維持されているのだろうか.未だ謎の多いこの命題を,今号では「自己免疫疾患の分子生物学」と題して,東京大学の山本一彦先生に特集していただきました.
目次
特集
自己免疫疾患の分子生物学
企画/山本一彦
自己免疫疾患における抗原特異性と非特異性【山本一彦】
HTLV-Ⅰと自己免疫疾患【中島利博】
自己抗体産生機序への分子生物学的アプローチ【三崎義堅】
自己免疫疾患におけるT細胞レセプター(TCR)レパトア−ヒトTCR Ⅴ領域遺伝子検出の戦略と現況【住田孝之】
HLAの分子生物学と自己免疫疾患【西村泰治】
トランスジェニックマウスを用いたNODマウスの研究【宮崎純一】
トランスジェニックマウスを用いた肝障害発症機構の研究【森山貴志/井廻道夫】
炎症性サイトカインの分子生物学と自己免疫疾患【向田直史/松島綱治】
トピックス
CURRENT TOPICS
インスリンレセプターチロシンキナーゼの基質pp185/IRS-1のクローニング【荒木栄一/Xiao Jian Sun/Morris F. White/C. Ronald Kahn】
ついにシッポを捕まえたか−高血圧症素因遺伝子の探究【野島 博/八木沢 仁】
B細胞抗原レセプターの構造と機能【五十嵐英哉/阪口薫雄】
膠原病患者に見出される抗核抗体とその対応抗原としてのDNA結合蛋白【三森経世】
連載
バイオシグナル実験法シリーズⅡ<蛋白質リン酸化実験法>
レセプターチロシンキナーゼの解析法【林 日出喜/金井文彦/姥名洋介】
【新連載】すぐに役立つMacintoshソフト実践講座1【法橋尚宏】
Ⅰ パソコンはいまどのように使われているか
Ⅱ パソコン通信の研究への活用とオンラインソフトウェアの入手
NEWテクノロジー
ラテックス粒子を用いた転写因子の精製法【半田 宏】
購入方法・送料について
本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.
- 【本書名】実験医学:自己免疫疾患の分子生物学
- 【出版社名】羊土社
お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.
羊土社HPでのご注文について
本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.
分類 |
項目 |
費用 |
国内 |
消費税 |
+150円 |
送料 |
+500円 |
手数料(代引きのみ) |
+300円 |
海外 |
航空便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+680円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+870円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+870円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+1130円 |
EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1400円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+2200円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.