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FSP1によるフェロトーシスの制御:CoQ10とビタミンK

三島英換
Eikan Mishima:Helmholtz Munich/Tohoku University Graduate School of Medicine(ヘルムホルツセンターミュンヘン/東北大学大学院医学系研究科)
10.18958/7239-00002-0000461-00

フェロトーシスに対する防御機構としてGPX4とFSP1の経路がある.GPX4は酸化脂質を無毒化し,FSP1はCoQ10の還元を介して脂質ラジカルを消去しフェロトーシスを防ぐ.さらにFSP1はビタミンKの還元を介したフェロトーシス抑制作用を有するとともに,これまで正体が不明であったワルファリン非依存性のビタミンK還元酵素であることも近年判明した.

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